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moto氏著「転職と副業の掛け算」書評。moto氏の副業の捉え方からキャリア論を学ぶ

ビジネスインフルエンサーとして圧倒的な存在感を放つmoto氏

4度の転職を経て、現在は本業年収1,000万、副業年収4,000万円を稼ぎ出すなど、若くして驚異的な結果を出し続けるの秘訣はどんなところにあるのか?

そんなmoto氏がはじめて出す本著「転職と副業の掛け算」は、現代社会を生き抜く『個人で稼ぐ力を持つ』に焦点を当てた内容となっています。


例えば、

  • 「会社にキャリアを用意してもらう」
  • 「給料はもらうもの」


  • 「キャリアを自分で取りに行く」
  • 「年収を自分で上げに行く」


moto氏自身が短大卒、初めての入社先が地方のホームセンターという中で、なぜ現在上記したような個人で稼ぐ力を付けることができたのか?

本著では、その答えとなる現代のキャリア論や転職術が具体的に示されています。正直moto氏という存在を知らなくても、この「転職と副業の掛け算」は再現性の高い内容となっており、必読です。

moto氏のプロフィール

 

  • 短大(2年)卒業後ホームセンターへ入社
  • ブログ運営(個人)で成果を上げ大手人材会社へ転職
  • 営業職で売上げシェアの伸ばし、リクルートから声が掛かる→転職
  • リクルートで積んだ経験を活かしIT系ベンチャーへ転職(後に楽天が買収)
  • 広告系ベンチャーで営業部長(現職)

【moto氏から学ぶキャリア思考】

本業・副業問わず、年収(収入)を上げ続ける前提は、「今いる会社」で成果を出すことです。

moto氏自身もホームセンターからキャリアが始まりました。レジ打ちなどのアルバイトと変わらぬ業務の中で「自分の経験値」を上げるために試行錯誤を重ね行動し続けたからこその今があると本著で語っています。

そんなmoto氏の各キャリアの中から仕事への正しい向き合い方として重要だと筆者が感じた部分を抜粋します。

「挑戦し、機会を取りに行く」

“同じ時間仕事をするなら、サボって仕事をしない方がよい”

これは間違った認識です。仕事に対する意識を上げるだけで自分のキャリアの選択肢が大きく広がります。

moto氏はホームセンターに入社した際、レジ打ちの仕事やクレーム対応などアルバイトと同じような仕事をしていました。しかし、自ら積極的に声や手を上げPDCAを回したことで、1年後同期と比べ経験と知識で大きく差ができたと語っています。

正解の無いビジネスにおいて、何よりも大切なのが経験です。どんな課題に直面しても、自分の経験を基に仮設を立て解決に導くことが可能です。

特に20代であれば、失敗を恐れて挑戦をしないことが何よりの機会損失になります。仕事を自ら取りに行く姿勢を持って臨みましょう。

企業を成長させる視点

企業が求めるのは優秀な人材。しかし、スキルが高ければよいというわけでもありません。ビジネス=お金儲けです。

組織に属し給与を貰う以上、会社に対し自分の人件費(コスト)分のパフォーマンスを発揮しなければいけません。会社に粗利でどれだけ成果を出さなければいけないのかを考えながら仕事をするのがプロのビジネスマンです。

そのために必要なマインドが “自分の所属企業を成長させる” 視点です。企業は数あれど、私たちが行うべきは目の前の業務・数字ととことん向き合い、会社の業績向上に貢献することです。


目の前の仕事に真摯に向き合うことはもちろん、自分の仕事が会社にもたらす価値を俯瞰する力も必要です。

会社のあらゆる機会を利用しつつ、どんな会社の成長も牽引できる人材。これこそが「市場価値の高い人材」です。

「転職と副業の掛け算」P65より

「転職と副業の掛け算」キャリア論と市場価値の捉え方

日本にはおよそ420万の会社が存在します。我々が現代社会を生き抜くために意識しなければならないことは「社内評価」ではなく「社外評価」に重きを置くこと。即ち、自分の市場価値を考えて仕事をするべきなのです。

自分の仕事の意味を理解しているか?

転職市場では当然、自分の仕事の取り組みや結果を分かりやすく相手に伝える力(コミュニケーション力)が必要とされます。そもそも、自分のことや会社、業界について全く知らない人にあなたはどのように伝えるでしょうか?


自分の仕事について分かりやすく伝えるためには、自分の仕事を俯瞰して捉える力が求められます。

業界の状況→会社の課題→部署の役割→自分のミッション

“試行錯誤し行動した経験”こそがほんとに価値ある財産となります。そこで、意識すべきはあなたが取り組む目の前のタスクがなぜあなたに与えられているのか?そしてその仕事に取り組むことであなたが世の中に与える影響までもを考えることです。

この能力を高めることが、市場価値を上げることに比例します。

自分の転職市場の値札を知る

  • 嫌な仕事を作業として3年続けた人
  • 自分で試行錯誤を繰り返し1年間真摯に仕事に向き合った人

大切なのは「在籍期間」ではなく「期間における中身」です。市場価値の高い人は総じて「行動の経験値」が伴っている人です。本著では、その一つの指標として以下の5つが抜粋されています。

    1.  論理的な思考ができる力
    2.  構造的に物事を捉える力
    3.  物事を俯瞰した上で課題を特定する力
    4.  課題に対して仮設を立て、分かりやすく伝える力
    5.  ①〜④を用いて組織をマネジメントする力

転職面接を有利に進めるには?

これは私の経験談なのですが、上記した内容を意識しつつ転職面接に臨んだ中でひとつの印象的な出来事がありました。

入社1年未満の転職面接にて

社会人2年目な私ですが、入社10ヶ月目(ちょうど年明けた頃合い)に転職活動の面接を3社ほど受けました。(今も現職です)


このブログ活動を原点に、WEBマーケティング企業への転職を試みたものでした。(結果としては失敗)とある業界内で有名なSEO系ベンチャー企業にて部門責任者との面接をした時のことです。


私は世間一般でよく言われる面接ではハキハキとといったことを守りつつ、本著をはじめとした数冊の転職本のアウトプットも兼ねつつ面接に臨みました。


現職での自分の仕事の説明や大切にしている価値観、ひいてはブログ活動についてまで1時間に及ぶ面接をやり切りました。1時面接でしたが、普通の切り口と違い万全の状態で臨んだためか希望年収の話に…

未経験でもポテンシャル次第

初めての転職活動かつ、入社して1年未満のためエージェント経由でしたが希望年収は400万を設定。自分では高い設定だと感じていましたが、担当の面接官からは「もう少し上げてもいいよ」とあっさり。

20代半ばで年収400万を超えるのは全体の10%ほどという統計を目にしたことがあります。

まだ何の実績も上げていない自分でしたが、仕事に向き合う姿勢や目標など、ほんの些細なことも逃さず自分の価値として売り出したことに対しての評価だと受け止め、この経験を忘れないようにと今も心掛けています。

「転職と副業の掛け算」あなたの行動次第

転職とはご縁があるかないか

結婚などともよく例えられますが、どんな大きな企業・小さな企業に属していても、面接官が見るのは “あなた自身の人柄” です。

結局はコミュニケーション力があるか無いかに落ち着くのかもしれませんが、自分が変わり、挑戦した姿勢をきちんと伝えることができればあなたのことを評価する人は必ず現れます。


苦しい時代を生き抜くからこそ、転職術のような世の中を渡っていくサヴァイヴ力はこれからの時代普遍的なものになることでしょう。


自分の理想像にとらわれ過ぎず、柔軟に対応できる力を磨いていきましょう。

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映画好き(24歳)VOD情報をまとめながら、アカデミー賞作品と自分の好きなマイナー映画のレビューします。タリーズが憩いのサクラメント。
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