仕事・転職

「いつでも転職できるを武器にする」書評。

「数ある転職本の中でも、これ以上実践的な攻めた内容のものは無いのでは?」思わずそう感じてしまうほどの濃い内容のがこの「いつでも転職できるを武器にする」です。

本著は、PwC、マーサー、アクセンチュア外資系大手コンサルティング会社で人事コンサルティングに24年以上携わってきた松本利明氏による「転職の思考本」となります。


この記事では、本著の内容を一部抜粋しまとめると共に、今の苦しい時代を生き抜くために必要な個人の力を高める方法についても解説します。ぜひ最後までお読み頂けると幸いです。

「いつでも転職できるを武器にする」書評

「今の会社に残っていても、何も自分のためにならないかもしれない…」

「もっとお金を稼ぎたい、でも自分のほんとにやりたいことってなんだろう…」

誰もが働く中で日々悶々としながら、現状を変えることができないかと悩んでいることでしょう。

なぜ転職に不安を抱くのか?


転職をしようと思い立つきっかけは人それぞれ。しかし、実際に転職活動に乗り出す人はほんの一握りです。その理由は “選べる選択肢” が多すぎるからです。

ひと昔前であれば終身雇用に守られ、一社に勤め上げ仕事をしていれば年齢とともに給与も上がるような安定した時代でした。

しかし、現代は違います。グローバル化によって働き方も多様化しました。(正社員・非正規雇用・副業の推奨化・独立・フリーランスなどなど)


ひとつの企業で定年までの40年近い歳月を過ごすことは逆に珍しいとさえ言えます。そのため、これからの時代に求められるのは “自分の決断で自分の人生を決める” 実行力となるのです。

「いつでも転職できるを武器にする」”キャリアアップではなくスライド”

同じ職種でも自分の年収はビジネスモデルの収益性=業界の水準によって決まります。これは北野唯我氏の著「転職の思考法」でも詳しく解説されています。

詳しくは、こちらの記事へ

なぜ、キャリアアップではなくキャリアスライドが良いのか?理由は簡単です。キャリアアップとは椅子取りゲームのようなものだからです。上に行けばいくほど席数は少なくなり、ライバルも自分の先輩含め先人の識者たちとの熾烈なポジション争いになります。


「これでは普通に頑張っても歯が立たない」


そう、だからこそ “キャリアスライド” という選択肢が重要になるのです。

キャリアスライドとは、自分の仕事での価値を棚卸しした段階で、適切なタイミングを見計らって別のマーケットに移動することを指します。

そして移った山で、それまでの知見を活かし新たな価値を生み出していく。適材適所で上手く波乗りをすることで、キャリアの選択肢を広げつつより市場価値を上げる結果にも繋がります。

このキャリアスライドという視点を持てば、現代のような変化が激しい時代にも柔軟に適応できることでしょう。

キャリアを考える【新卒の場合】

新卒入社では、よほどの専門職採用でない限り初期配属は会社が決めることがほとんどです。配属ガチャという言葉通り、自分で希望の部署に行けないため、置かれた場所で咲く努力に注力しましょう。

ただし気を付けたいことは、石の上にも三年という言葉がありますが、無理に3年勤め上げる必要はないということです。

第2新卒の採用が活発な現代において、自分のためにならない職場で3年勤め上げても、同世代と差がつくばかりで返って市場価値の薄い人材と評価されかねません。

そこで、ひとつの転職スパンとしては2年を見ておきましょう。2年であれば業務を独り立ちしてこなしつつ、定量的な結果(数値)を判断するのに丁度いい期間です。

2年経って、なんとなくでも肌感覚でこれ以上やってもダメなら、スパッと自分が勝負をかけるべき企業を探す方が自分のためです。

キャリアを考える【中途採用の場合】

中途採用であれば求められるのは即戦力としての力です。転職前の仕事でどんな経験を培ってきたか、そして何の価値提供ができる人なのか?この部分が面接の場において最も比重を置いて見られます。


「特に輝かしい成果を(売上1位とか)自分は出していない」


特に心配ありません。働く人のほとんどがあなたのように感じています。目に見えて凄い結果を出しているのはごく一部の人だけです。あまり気構えすぎず、リラックスしてください。

次に自分の資質を面接官に上手く伝える方法をお伝えしたいと思います。

「いつでも転職できる」=ビジネス戦闘力を高めること

「あなたの強みはどんなところですか?」
「その強みをどう弊社に活かし、価値を提供することができますか?」
「その根拠は?」


企業との面接で最もベースとなる部分です。なかなか即答はできないし、自信を持って答えることが難しいことと思います。しかし、転職活動で必要となるのは上記した “自分が何ができる人間なのか” です。

自分の価値を人に説明することはとても難しいものです。そこで、本著の助けを借りながら、誰でも簡単に自分の価値を伝える術をご紹介します。

以下はその内容に触れた私のツイート

詳しく解説しますね。

自分の市場価値を高める自己紹介とは?

転職活動を行う中で、あなたが面接を受ける企業は業界規模や職種に限らず、あなたを自社に雇うことで “得” になるか “損” になるかの基準で判断されます。

もちろん面接官による「この人と一緒に働いてみたいなぁ」といったフィーリングも多分に含まれていることと思いますが、一番は『自社で活躍できるか』です。

そこで必要となるのが自分の資質の正しい伝え方です。自分のことを正しく理解してもらうために経験・実績の洗い出し(自己分析)を基に過去・現在・未来のストーリー形式でどんな価値を提供できる人間なのかを伝えます。

大人の自己紹介を実践

この記事を書く筆者自身は、まだ社会人1年半と圧倒的経験不足なため、正直打ち出すものがあまり無いと感じています。

同じような思いを抱えていらっしゃる方がいれば、解決法として、未来に貢献できるイメージを面接官に植え付けるようなストーリー構成がおすすめです。

・過去:独学でWEBマーケティングを学習し、月間アクセス6000PVを達成。また大手企業サイトを抑え、大型ゲームタイトル”Ghost of Tushima(ゴースト・オブ・ツシマ)のビックワードでSEO検索1位を経験
・現在 : 本業業務において月間〇〇本の依頼受注を果たしつつ、継続してサイト運営・SEOの知見を蓄えている
・未来 : 自分が独学で得た知識を本業に取り入れ、事業として貢献していきたいと考えている”

これは、私が入社してまだ1年も経っていない段階で転職活動で実際にWEBマーケティング系の企業を志望していた時に職務経歴書や面接で語っていた内容です。

正直、実務経験・職務経験が全く無い状態ではありましたが、意外と第2新卒枠でも無い求人でも書類が通ったのと、大手WEBマーケティング企業の面接が進んだこともありびっくりでした。

大人の自己紹介のポイント

「御社にこう貢献できる!」このように伝えるだけなら誰にもできます。しかし、それだけではあなたが選ばれることはありません。

必要なのは、なぜそう言い切れるのか?です。

過去の行動や実績と現在進行形でも活躍している/又は努力している過程を相手に伝えることで、はじめてあなたの言葉の説得力を面接官は評価します。


目に見えるような定量的な結果、特に輝かしい華やかな実績を上げることは非常に難しいものです。しかし、日々の自分を行動を見直し、変わりたいと願い行動を起こしたあなた自身の変化は、面接官にも伝わります。

きちんと言葉に置き換え、過去・現在・未来の3軸により組み立ててみてください。

「いつでも転職できる」を武器に更なる成果を上げよ

仕事(Business)とは学校と違い正解がありません。そのため毎日が不安や葛藤の連続。

そう感じますよね。しかし、正しい努力と「いつでも転職できる」という状態に身を置くことで、職場でのあなたの不安は劇的に軽くなります。なぜなら “いつでも転職できる” からです。

特に大切だと私が感じた事項については、上記に記載させていただきました。後はあなた自身がどう考え、実行するかです。

私自身も先の見えない将来に時々絶望を感じたりしますが、諦めず後悔の無い人生を送れるようになりたいですね。仕事を楽しむ為にも自分を高め、常に余裕を持てるように努力あるのみ!

ABOUT ME
masaki
映画好き(24歳)VOD情報をまとめながら、アカデミー賞作品と自分の好きなマイナー映画のレビューします。タリーズが憩いのサクラメント。