仕事・転職

「転職の思考法」内容まとめ。社会人2年目によるレビュー【転職で悩むあなたへ】

終身雇用や年功序列が囁かれる昨今。中小企業・中堅企業・大企業と会社の規模や業界のくくりに関係なく、”個人の戦闘力/市場価値”を高め事が重要視される時代になりました。

転職しようか悩む人
転職しようか悩む人
この会社でいつまで働けるか不安になってきた….

他にも、

「リストラを宣告されるかもしれない」
「将来無理な異動(転勤)を言い渡されるかも」

と多くの人が不安を抱えながら会社で働いている事でしょう。
そんな時に一つの手段となるのが “転職活動” です。


北野唯我さんの著「転職の思考法」では、初めての転職活動に臨む社会人を主役に、小説仕立てのストーリーで転職活動に必要なマインド=思考法を得ることが出来る良書です。


この記事では「転職の思考法」の内容の中で肝となる部分を筆者が抽出し、まとめた内容となっています。参考までにご覧いただけたら幸いです。

「転職の思考法」内容まとめ【転職に必要な思考法とは?】

社会人としてファーストキャリアとなる初めての企業で、定年まで勤め上げることは今の現代社会では珍しくなりました。

・業績が安定している
・残業が少ない
・給与(年収)が高い
・仕事にやりがいを感じる

こうした安定した環境への安心感から、長く勤めることを否定する訳ではありませんが、大企業をはじめ誰もが名を知る企業ですら、早期退職者を募るような昨今です。

今いる会社の看板を外れいざ転職市場に立たされた時に、大企業特有の2、3年スパンの人事異動によって「自分自身に特に身についたと言えるものがない。」「これといって努力してこなかったため打ち出すべきスキル・武器が無い」


こういった状態に陥り、一瞬で人生が奈落の底に落ちることも考えられます。

そうならないためにも、今の時代に必要な転職マインドを身につけ、常に個人のブランド価値を上げることが必要です。

自分の市場価値(マーケットバリュー)を高める時代

長い人生の中で大半の時間を占めるのが仕事です。自分が好きでもない仕事、ストレスを感じる職場で働き続けるのは心身共に疲れますよね?

それを定年までの40年近く続ける…
生活のためとは言えど、とても険しい道のりです。

自分の市場価値を高めればそれだけ自分を受け入れてくれる会社も増え、働き方の自由度を広げる事にもつながります。

本著「転職の思考法」では、働く人の市場価値を高める方法(思考法)として次の3点が挙げられています。

ポイント

❶技術資産
❷人的資産
❸業界の生産性

以下で一つ一つ深掘りしていきます。

技術資産(自分の仕事の棚卸し)

転職活動では職務経歴書の作成や面接を通して、自分が今の仕事/職場でどんな価値を生み出してきたのか?どんなことができる人間なのかが必ず問われます。


そこで必要となるのが、自分のスキルや人間的価値(市場価値/資産)を洗い出すことです。これは主に専門性と経験の2つに分けて考えることができます。

仕事の専門性とは?

仕事の専門性とは、職種に近いものであり言わば営業やマーケティングなどの特定のスキルを指します。

例えば、職歴のまだ浅い私の場合は以下

・独学でのWEBマーケティング歴1年ちょっと
・SEOの知識
・ライティング能力
・(本業)BtoBでの折衝経験

転職市場での自分の立ち位置を決めるのが “専門性” であり、この専門性は自分の学習意欲によって誰でも習得可能なものです。言わば自分がビジネス世界どの主戦場で戦うのかを決めるようなものです。

個人の経験

一方、個人の経験とは技術資産のことを指します。

組織経験をさらに細分化したもの。例えばチームリーダーやプロジェクトマネージャーなどの人を率いた経験や、新プロジェクトの立ち上げなどといった経験がこれに当たります。


技術資産となる経験とは、個人の専門性にひも付いています。本著「転職の思考法」では、他社でも横展開できる技術資産を持つことの重要性を説いています。

そして、理想的なビジネスパーソンになるために20代で専門性を磨き、30代で経験を取りに行く姿勢の大切さを解説しています。

人的資産(ネットワーク構築)

人的資産とは、簡潔に言い換えると “人脈” のことです。
あなたの職場外での交流関係や深さの度合いのことだと思ってください。

交流関係を広げるSNSというツール

一度会社という組織に属すると一日の大半、そして一年の半分近い歳月を決まった人間関係の中で過ごすことになることでしょう。

「社会人になると出逢いが無い」という言葉はよく耳にしますが、これは事実であり、自発的に自分から動くことがないと新しい付き合いが発生することはほぼありません。

そこで私がおすすめするのがTwitterをはじめとしたSNSです。


気軽に自分のことが発信できるため使い方には細心の注意が必要ですが、上手く使いこなせればビジネス世界でも充分真価を発揮する画期的なツールです。私自身、SNS等のオンラインから人との距離を縮めて、実際に対面でお会いしたことが何度もあります。


自分自身を発信するツールであれば、多少なりとも自分の人となりを他人に感じてもらうことができるため、人的資産を築き上げる上で非常に無視できないものだと感じます。

業界の生産性

厳しい現実ですが、所属する業界により稼げる金額(大まかな年収)の天井が決まっていることをご存知でしたか?


そうなんです。同じ職種においても一人あたりの生産性が高い業種とそうでない業種ではもらえる給与が違うように、所属する業界によって市場価値にも差異が出てきます。

ここで大事なのは、自分が所属している業界・市場が伸びているのか/衰退しているのかを冷静に判断することです。そして、今自分が所属する場所よりも伸びている業界へと軸を横ずらししていく…

それこそが個人の市場価値を高めていく上で重要になる思考法です。

「転職の思考法」で正しい自分軸を作り上げる

闇雲に努力を続けても、終身雇用が崩壊した現代では必ずしも出世ができ、高い給料を得られる保証が無くなりました。

そこで必要となるのは、会社の看板に頼らず個人のネームバリューを高める取り組みです。そのためには、正しい転職の知識をつける必要があります。


本著「転職の思考法」では、転職活動に臨むにあたって必要不可欠なマインドが多く記載されており、特に転職経験の無い若いビジネスパーソンには必読な内容となっています。

『転職=悪』という呪縛

会社への依存マインドを持ったままではもし居場所を失い、リストラなどの宣告を受けた時に大きなダメージを受けることでしょう。

必ずしも会社に属することがマイナスになるわけではありません。しかし、会社に居ながらも、”いつでも転職ができる”

そんな状態に自分を保つことができる人間は理不尽な会社からの要求にも屈することがないはずです。


転職するかどうかは別として、常に自分の市場価値や業界情報をこまめにチェックする意識は持っておくことに越したことはないです。


不安はリスクを取ってでも行動を起こすことでしか払拭できません。

ぜひ「転職の思考法」を手に、明日からの行動を見直してみてはいかがでしょう?

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masaki
映画好き(24歳)VOD情報をまとめながら、アカデミー賞作品と自分の好きなマイナー映画のレビューします。タリーズが憩いのサクラメント。